海外進出に助成金や補助金があるって知ってた?進出前に準備したいこと

海外進出を考えている企業が見落としがちなのが助成金や補助金の存在です。もしもこれらの援助を受けることができれば大きく負担は軽減されるでしょう。また、焦らずに段階ごとの準備を確実に進めていくことも成功にあたっては重要です。ここでは国内企業が海外進出する際に知っておきたい知識を段階別に詳しくまとめてみました。

信頼できるコネクションを見つける

海外出店や海外展開を考えていても、いきなり進出しては成功率が下がってしまいます。まずは信頼できるコネクションを構築して足がかりを作ることから始めましょう。たとえば、単独で出店するのではなく現地の企業と業務提携する方法があります。すでに確立しているマーケットを共有して海外事業を行えるため、スタートからある程度の利益を見込めるというメリットがあります。
ただし、海外企業からすればメリットもないのに業務提携をしたいとは考えないでしょう。単に自分たちのマーケットを横取りされてしまうリスクも考慮するからです。そこで、経営者としては明確なメリットを提示する必要があります。たとえば技術力を提供したり、従業員の教育を引き受けたりするなどの分かりやすいメリットがあれば海外企業も提携を前向きに考えてくれるようになると考えられます。

助成金や補助金を申請する

次に、助成金や補助金を探してみましょう。日本政府は2020年までに海外展開を目指す企業への助成金を10倍に増強すると公表しています。それだけ日本全体にとって海外マーケットの拡大は深刻なテーマであり、海外展開を考えている企業には追い風が吹いているといえるのです。政府からの助成金や補助金は返済不要であり、企業からすれば強力なサポートになりえます。
しかし、助成金にはデメリットもあることを覚えておきましょう。確かに助成金の存在は心強いものですが、資金として考えると痛い目を見ることになります。なぜなら、助成金とは事業展開前に提供されるものではなく、事業展開後、収益を出してから提供されるものだからです。結果を残さなければ助成金はもらえないと考えておかなければ、助成金目相手で海外進出した後に苦しい経営を強いられることになります。

助成金や補助金にはどんなものがあるか

主に中小企業向けの助成金、補助金を紹介するとまず、「グローバル技術連携支援事業」があります。ニッチ分野での試作品開発やマーケティング開拓を支援してくれる補助金です。
複数の企業が連携して行う海外進出を支援するのが「JAPANブランド育成支援事業」です。海外進出には興味があっても資金力や人手に不安がある企業は、同士を募ってみるのも方法でしょう。
多くの企業が海外進出の際、二の足を踏んでしまうのは商品の認証や適合に労力を割かれてしまうからです。中には、ばく大なコストを要するケースも存在します。こうした海外展開で生じる認証などの経費をカバーしてくれるのが「海外展開技術支援助成事業」です。
助成金や補助金にはさまざまな種類があるため、事業内容や目的に合わせた申請を行えば、海外展開のハードルをクリアするきっかけとなるでしょう。

海外出店の際の注意点

資金面の不安がなくなり、認証などの問題も解決すればいよいよ海外拠点をかまえて進出を実現させる段階です。このとき、注意したいポイントは現地労働者とのコミュニケーションです。
日本企業のやり方を押し通せる場合もありますが、それで労働者の反感を買い生産効率を引き下げてしまう可能性もあります。また、現地人の習慣をないがしろにしてしまうことで、現場のモチベーションを下げてしまえば経営陣との関係性が崩壊してしまうでしょう。
労働者に限らず、地元民との確執も安全な労働環境を確保するには避けたいところです。現地をリスペクトし、経営陣から現地労働者に歩み寄る姿勢を見せることもときには必要でしょう。
海外展開にはいくつかのハードルがありますが、助成金などのサポートを有効利用し、グローバル化する時代の流れに乗った経営を目指すことが大切です。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

ページ上部へ戻る