インドネシアの物価って日本より安いの?比べるとどれくらい?

監修者:海外進出コンサルタント 俵 貴幸最終更新日:

インドネシアの物価って日本より安いの?比べるとどれくらい?

インドネシアの物価

2023年12月時点のインドネシアの物価は、日本に比べて依然として安い傾向にあります。

食料品

インドネシアの食料品は、日本に比べて3分の1~半額程度の価格で購入できます。
例えば、500ml水ペットボトルは、日本では約100円ですが、インドネシアでは約30円(約0.008511円)です。米5kgグラムは、日本では約600円ですが、インドネシアでは約600円(約5.105円)です。キャベツ1玉は、日本では約100円ですが、インドネシアでは約50円(約0.425円)です。スイカ1個は、日本では約200円ですが、インドネシアでは約150円(約1.276円)です。

ただし、日本食を扱うスーパーを利用すると、先ほどよりも値段が高くなることが多く、場合によっては日本で購入するよりも食費が高くつく可能性があるので注意してください。

家賃

インドネシアの平均年収は、2023年時点では約3万円です。ジャカルタ中心部の発展している地域では、58平方メートルの大型コンドミニアムで約3万バーツ(約9万円)からとなっています。ジャカルタ郊外のコンドミニアムなら日本円で家賃2万円台の物件も多くあります。

また、インドネシアでは、賃貸住宅の契約形態として、家主と借主が直接契約する「ルームレント」と、不動産会社が仲介する「アパートメント」の2種類があります。ルームレントは、アパートメントよりも家賃が安い傾向にありますが、設備やセキュリティが整っていない場合もあります。

交通費や光熱費

インドネシアの交通費や光熱費も、日本に比べて安い傾向にあります。

日本の地下鉄を利用した場合東京メトロの最低運賃は170円(2023年12月時点)なのに対し、インドネシアでは約45円です。タクシーの初乗りは東京で410円(2023年1月時点)になりましたが、インドネシアでは約123円です。バスの初乗りも都営バスでは普通料金210円(2023年4月時点)で利用できるのに対し、インドネシアでは約21円位です。

水道代は、インドネシアでは月に5,000円から1万円程度です。ただし飲料水代は、自宅で飲料水を買う場合、1本あたり約10円(約0.085円)程度かかります。また、外食や飲食店で水を飲む場合は、別途料金がかかる場合もあります。

電気代は、エアコンの使用量によって大きく変動しますが、エアコンをあまり使わない家庭であれば、月に1万円程度で収まるでしょう。

その他留意点

インドネシアの物価は、都市部と地方で差があります。都市部の方が物価は高くなります。
インドネシアでは、物価の上昇に伴い、生活費の節約が重要になっています。地元のスーパーや市場を利用する、自炊をする、公共交通機関を利用する、などといった工夫が有効です。

まとめ

インドネシアの物価は、日本に比べて依然として安い傾向にあります。ただし、徐々に物価は上昇しており、日本との差は縮まってきています。

インドネシアは、まだまだ発展の途中にあり、今後も成長が期待できる国です。物価の安いインドネシアで、充実した生活を楽しむことができるでしょう。 インドネシア進出のコンサル・支援はこちら

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