推薦者の声
長光正明(nagamitsu masaaki)
- JETRO
- JETRO認定アドバイザー 吉備国際大学社会学部 講師
- 対象国:グローバル展開
御社が提供されているサービス、商品についてご紹介してください。
国際取引のディレクション 海外販路構築 貿易実務の教育およびアウトソース 海外製品の調達/輸入 海外事業の企画立案
これまでの弊社とのお付き合いの中で記憶に残っている事柄がありましたら、教えてください。
◇ASEAN/中国包括的サプライチェーン再構築プロジェクト
◇タイ・フィリピン販路拡大流通改善プロジェクト
◇マレーシア日系現地企業基幹システム構築プロジェクト参加
◇北米輸入住宅建材の自主貿易セミナー
◇その他全国の中堅中小企業の貿易相談会開催など弊社の商品・サービスがオススメな人がいるとしたら、どんな人でしょうか?
■自社製品の海外輸出を検討している企業
■海外で販路開拓、拡大を希望する企業
■海外進出の成功を目指す中堅中小企業、特に製造メーカーや流通業、サービス業
■過去に公的機関の海外進出サービスを受けていた企業
■海外進出を支援する他のコンサルティング会社やサポート会社今後、弊社に期待されることやご要望などございましたら教えてください。
直接貿易強化プロジェクト 輸入建材住宅システムなどでのアライアンス
【Column】超!簡単な貿易実務のポイント-これだけで分る貿易取引の全て
貿易取引は、国際間の売買取引です。
売買取引は、売主と買主との売買契約に基づいて、売主はモノを買主に引き渡し、買主は代金(カネ)を支払います。
貿易という国際売買取引でも、国内の売買取引でも、これらの本質は同じです。国内の売買と違うのは、相手が外国にいるということです。
相手が外国ということは、モノの流れ、カネの流れ、そして契約に本質的な違いが存在します。
モノの流れとして、国内取引との違いは、一般に国際取引では、海外にモノを送り出したり、海外からモノが入ってきたりしますが、 その際、「通関」という手続きをとることになります。この点に違いがあります。 通関とは、モノの出入りを管理する国の機関(財務省の地方支分部局)を通過する手続きのことです。
ここで、この送り出すことを「輸出」といいます。そして、そのためにする通関手続を「輸出通関」といいます。逆に、モノが海外から入ってくることを「輸入」といい、そのための通関手続を「輸入通関」といいます。この輸出入通関手続きを、売主である輸出者や買主である輸入者に代わって代行する業者を「通関業者」といいます。「乙仲」ともいいます。
買主は売主にカネを支払います。売買当事者が国内であれば、円貨が通常です。相手が海外の場合、通貨が異なります。 ここに、カネの流れとして、決済手段としての異なる通貨間の交換という外国為替の問題が生じます。
さて、契約については、その規範となる法律が異なります。 国内契約であれば、日本法に準拠するのが通常です。海外との契約では、その準拠する法として、相手の国の法律が選択肢として登場してきます。
以上の三つのポイントが、貿易の国内取引との本質的な違いです。
なお、貿易実務の教科書は、これらのポイントとそれらの流れに伴う書類を体系的、実務的に解説したものとなっています。したがって、教科書で解説されている箇所は、上の図のいずれかの箇所だということになります。 つまり、上の図1枚で貿易の全てを物語っているといえます。