推薦者の声
高橋 大介(takahashi daisuke)
- BAIDU(百度)
- 国際事業室
- 対象国:中国 IT WEB
御社が提供されているサービス、商品についてご紹介してください。
中国で運営する検索エンジンBaidu.comへ広告を出したい法人、政府・自治体などに向けて、検索連動型広告を中心とする広告商品のキーワード提案やマーケティングのサポートを行なっています。
これまでの弊社とのお付き合いの中で記憶に残っている事柄がありましたら、教えてください。
必勝!中国WEBマーケティング・マニュアルのリリース
弊社の商品・サービスがオススメな人がいるとしたら、どんな人でしょうか?
■弊社のクライアント企業
■日本の中堅中小企業のオーナー社長
■大手企業の海外進出プロジェクトマネージャー
■他の海外事業支援コンサルティング会社やシンクタンク今後、弊社に期待されることやご要望などございましたら教えてください。
中国への越境ECに関連する事業会社への共同企画などです。
【Column】中国インターネット広告!検索キーワードから見えるニーズをつかめ!
はじめまして、バイドゥ株式会社 国際事業室 高橋です。 国際事業室では、Baiduが中国で運営する検索エンジンBaidu.comへ広告を出したい法人、政府・自治体などに向けて、検索連動型広告を中心とする広告商品のキーワード提案やサポートなどを主にさせて頂いています。
近年、インターネットを活用して中国へ進出を考えている企業、中国人旅行者を誘客したい企業、中国のパートナーへ販売支援したい企業など、非常に多く業界・業種の企業様からお引き合いを頂くようになりました。 しかし、多くの企業のご担当者様が、最初のミーティングでご質問されるのは、「ウチの会社の商品って、中国の人に売れるのでしょうか?」「ニーズはあるのでしょうか?」「そもそも存在自体を知られているのでしょうか?」などの所謂そもそもな・・・お話で、逆にこちらが「えっ!?こんなに企画を進められているのに、今そのご質問をされる意図は!?」と心配してしまう事が少なくありません。
このような状況は、「中国ブームに遅れを取るな!」という会社の方針に対して、「そうは言ってもはじめての中国ビジネスで、不安だ・・・」という推進する現場ご担当者様の率直な声のようにも感じられます。 そのような時に私はいつも「まずBaiduでその商品・事業の検索数を調べてみましょう!」とご提案させて頂いております。
Baidu検索数は、中国の方(中国語を読書出来る方)が、何かを調べようとした数です。つまり興味があること、イコール「ニーズ」と言い換えられるでしょう。 その検索数の注目率やどの地方からのアクセスが多いかを知る事で、立てた事業や企画の裏付けや微調整、方向転換をする裏付け資料になると思っています。 当コラムでは、そのような中国でのニーズ!を伸びている業界、業種ごとにご紹介させて頂き、中国事業に従事される方々のお役に立てればと思っております。
■中国から日本への観光ニーズ
これまで中国の高所得層にしか発給されていなかった個人観光客向けの査証(ビザ)の発給が7月1日から緩和され、中間所得層の観光客が大きく増えると予測されている観光インバウンド事業。第1回目では、その中心的なキーワードをいくつかピックアップし、まずはニーズの裏付けと考察をしていきたいと思います。
グラフは、2006年6月1日~2010年5月23日までの『日本旅游(日本旅行)』 というキーワードの検索推移(注1)です。
(注1)百度指数というツールを使って調べています。
右の数値1800などは純粋な検索数ではなく、検索数×Baidu外のメディア露出数の総合注目度です。
4年前のボリュームに比べて、10倍以上上昇していることがわかります。 そして、今年の4月以降急激に伸びており、ビザ発給緩和のニュースが中国でも報道されBaiduを使って情報を確認した、もしくは具体的に日本への観光に興味を持ったユーザーが増えた事を表しています。 これによって何かしらの興味・ニーズがある事が裏付けられます。 しかし、以下の3エリアのトレンドを見てみると、上記の『日本旅游(日本旅行)』のような急激な伸びがこの4月5月であったエリアはなく、まだ中国からの日本旅行ニーズが国単位で、各エリアまでブレイクダウン出来ていない事がわかります。
私はこれを実は大きなチャンスの兆候だと思っています。 大きなトレンドは間違いなくきているが、そこに名乗りを上げている地方自治体・企業が少ない、つまり競争がまだ少なく、勝てるチャンスが多分にある事を表しているからです。
Baidu検索数から見る中国側の本当のニーズを探る。
今日は、まずはここまで。 今後、こういった中国でのニーズ!を中心にご紹介しながら、読者の皆様とコミュニケーションしていきたいと思いますので、どうぞ、宜しくお願い申し上げます。
また、この業界や業種、商品について調べて欲しいなどのご要望や、個別お仕事のご相談・お問い合わせは、こちら(china_ad@baidu.com)まで。