タイの物価って日本より安いの?比べるとどれくらい?

監修者:海外進出コンサルタント 俵 貴幸最終更新日:

タイの物価って日本より安いの?比べるとどれくらい?

タイの物価

タイの物価は、2023年12月時点においても、日本に比べて依然として安い傾向にあります。

食料品

タイの食料品は、日本に比べて3分の1~半額程度の価格で購入できます。

例えば、コンビニの500ml水ペットボトルは、日本では約100円ですが、タイでは約28円(約8バーツ)です。コカコーラの500mlペットボトルは、日本では約150円でしたが、タイでは約60円(約17バーツ)です。タイ原産のフルーツであるスイカに関しては、1個約263円(約75バーツ)です。

ただし、日本製品の食料品は、タイで購入すると割高になる場合があります。例えば、日本では納豆1パック約30円で購入できますが、タイでは約105円(約30バーツ)です。

家賃

タイの平均年収は、2023年時点では約160万円です。バンコク中心部の発展している地域では、58平方メートルの大型コンドミニアムで約3万バーツ(約9万円)からとなっています。バンコク郊外のコンドミニアムなら日本円で家賃2万円台の物件も多くあります。

交通費や光熱費

タイの交通費や光熱費も、日本に比べて安い傾向にあります。

日本の地下鉄を利用した場合東京メトロの最低運賃は170円(2023年12月時点)なのに対し、タイでは約45円です。タクシーの初乗りは東京で410円(2023年1月時点)になりましたが、タイでは約123円です。バスの初乗りも都営バスでは普通料金210円(2023年4月時点)で利用できるのに対し、タイでは約21円位です。

水道代は、タイでは月に500円以下に収まると言われていますが、これは飲料水代を含まない金額です。飲料水代は、自宅で飲料水を買う場合、1本あたり約10円(約0.3バーツ)程度かかります。また、外食や飲食店で水を飲む場合は、別途料金がかかる場合もあります。

電気代は、エアコンの使用量によって大きく変動しますが、エアコンをあまり使わない家庭であれば、月に1万円程度で収まるでしょう。

総合的な評価

タイの物価は、日本に比べて依然として安いと言えます。ただし、徐々にタイの物価は上昇しており、日本との差は縮まってきています。

タイは、まだまだ発展の途中にあり、今後も成長が期待できる国です。物価の安いタイで、充実した生活を楽しむことができるでしょう。

その他留意点

タイの物価は、都市部と地方で差があります。都市部の方が物価は高くなります。
タイでは、物価の上昇に伴い、生活費の節約が重要になっています。地元のスーパーや市場を利用する、自炊をする、公共交通機関を利用する、などといった工夫が有効です。

まとめ

タイの物価は、日本に比べて依然として安い傾向にあります。ただし、徐々にタイの物価は上昇しており、日本との差は縮まってきています。タイでは、物価の安いメリットを活かして、充実した生活を楽しむことができるでしょう。 タイ進出のコンサル・支援はこちら ▶︎

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